理学療法士、保健師、視能訓練士、臨床工学技士 国試合格率100％
医療福祉関係の国家試験結果が3月26日までにほぼ出そろった。国際医療福祉大学は理学療法士の試験で大田原（受験者91人）、成田（同79人）、小田原（同78人）、大川（同58人）の4キャンパス全てで合格率100％を達成した。全国合格率は89.3％。保健師の試験でも大田原（受験者61人）、成田（同21人）、小田原（同25人）の3キャンパス全てで全員合格を果たした（全国合格率95 .7％）。視機能療法学科を置く大田原キャンパスは、視能訓練士の試験で受験者52人全員が合格（同95 .2%）。成田キャンパスから10人が臨んだ臨床工学技士の試験も全員が合格した（同79.5％）。
作業療法士の試験では大田原キャンパス（受験者70人）が2年連続、小田原キャンパス（同32人）は5年連続で合格率100％を記録。成田、大川両キャンパスの合格率もそれぞれ94.4％、94.1％となり、全国合格率84.4％を大きく上回った。言語聴覚士の試験は全国合格率72.4％の狭き門だったが、39人が受験した成田キャンパスは全員が合格し、4年連続で合格率100％となった。大田原、大川両キャンパスもそれぞれ63人（合格率95.5％）、27人（同96.4％）が難関をクリアした。
薬剤師の試験では、薬学部が設置されている大田原キャンパスの合格率が97.1％（合格者133人）となり、受験者数100人以上の全国56大学中で2位の好成績を収めた。
※合格者数、合格率は新卒者。